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景気回復の兆候か?・・・
NYCダウがジリジリ値を上げている。 年初来の高値に近づいている。 ドバイ政府が $80bn(7兆2,000億円)の負債返済で苦しんでいるとか、米商業用不動産ローン担保証券(CMBS)に組み込まれたローンの延滞率が今年7-9月期に過去最高に達し第2の金融危機の火種になりそうだ・・・などの恐ろしいニュースも存在するが、12月7日から13日までの世界の主要紙の“旅行関連ニュース”の中では、景気回復の兆候をレポートした記事が9つもあった。 それ等を以下に羅列する。
尤も、不況が1年以上も続いているで Y-T-Yの比較のベースとなる数値は低いのだから、前年比の増率は良くなる確率が高くなる筈だ。 しかし、それでもプラス増率になると言うことは、景気が “底を打った” ことになるので好ましい。
■ 米航空会社 回復基調の兆し
航空旅客が戻ってきている。 割引運賃が少なくなり始めた。 燃料が安くなっている。 そして各種の周辺収入が増加している。 長い間の不況のどん底からの脱却の兆しが見え始めているようだ。
■ ユナイテッド航空、A350とB787合計50機発注
UA航空は、12月8日、A350-900(314席)×25機とB787-8(250席)×25機の合計50機(各機種には+50機のオプション付き)を発注したと発表した。 アナリスト達は、UAのこの大量機材発注は、航空業界の最悪期が終了しつつある兆候であると言っている。
■ ARC 11月実績 +7%近く増加
ARCの11月清算額が +6.7%となった。 これは、2008年9月以来の初めての増加。
■ バージン アメリカ航空 損失縮小
Virgin Americaは、第3四半期決算で+39%の増収を達成し初の営業利益を計上した。 そして損失を▲$59mから▲$5.1mに削減した。
■ サムスン重工業 $1.1bnのクルーズ受注
サムスン重工業が、米国のUtopia Residences Co.(加州Beverly Hills)から $1.1bnのクルーズ船Utopia号(10万5,000屯)を受注した。
■ カーニバル、新造船Dream号発注
世界最大のクルーズ会社Carnival Corp.が新造船Carnival Dream号(13万屯、建造費 $738m、3艘目のドリームクラス船)を伊のFincantieri造船所に発注した。
■ ネプチューン、海運貨物需要回復
世界第5位のコンテナ海運Neptune Orient Lines(シンガポール)が、11月13日迄の4週間で前年同期比 +23%増の貨物を輸送したと発表した。
■ フェデックス、業績見通し +10%修正
FedExが、12月7日、業績見通しを +10%増加させた。 今年9月以降、パッケージの荷動きが活発化している。 DHL(独)も先月、同社の利益見通しを上昇させた。 主要なトランスシップメントの貨物ハブ空港である香港国際空港は、過去15ヶ月間で初めて取り扱い貨物物量が増加したと報告している。
■ アクティビスト・ファンド、TNTの5%取得
Jana Partnersと共同投資家のAlberta Investment Management Corporationがオランダ郵便サービス ジャイアンツのTNT株 5%を取得した。 この動きはTNT売却のプレリュードと見られている。 2008年に大きな打撃を受けたアクティビスト・ファンドが欧州の資本市場に戻って来ている。
(H.U.)
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14 December 2009
Blog 牛場春夫の業界雑感
フォーカスライトJapan